ウオークラリーとは
ウオークラリーは野外で開催されるレクリエーションゲームでグループ単位で参加することができます。グループで事前に渡されるコース図に従って進んでいき、途中で課題などをクリアしながら一定の時間で歩いて目的地を目指していきます。勝敗にはタイム得点と課題得点の二種類があります。せってい時間よりも早く着いてしまっても減点となってしまうので、急いで進むことなく着実にゴールを目指すことが大切です。設定時間は歩く速さや課題を解決する時間も計算されて設定されているので、無理せずゴールを目指すことができます。激しい運動などを必要としないので、初心者などでも気軽に参加することができることが魅力的なレクリエーションゲームとなっています。
ウオークラリーを始める初心者の基本
ウオークラリーを始める人は無理に速く歩いたりせずに、怪我などに気をつけてしっかりと歩くということが基本的なこととなっています。タイムなどを気にして速く歩いたりすると、怪我などをする原因となる場合があります。怪我や体調を崩したりしてしまうと一緒に参加しているグループのメンバーに迷惑をかけることになってしまいます。そういったことのないように、入念にストレッチをした上で無理なく歩くことが重要です。基本的なストレッチを行うことで怪我を未然に防ぐことができるので、グループのメンバーみんなでストレッチをすることがおすすめです。ウオークラリーをする上で基本中の基本となる歩くという行為がとても大切になっています。
ウオークラリーの初心者が始める前に必要な基礎知識
ウオークラリーをする上で必要な知識の一つとして、地図をしっかりと把握するということがあります。歩くという事に自信があるだけではウオークラリーを楽しむことはできません。地図を読んでコースをしっかりと把握したうえで、ペース配分などを考えて歩いていくことが重要となっています。グループのメンバー一人が地図を読めるからといって頼ってしまうのではなく、グループのメンバーみんなで一丸となってコース攻略をしていくことが大切です。ウオークラリーでは要所に課題が用意されていたりもします。そういった課題をクリアするためにもいろいろな知識が必要となってきます。ウオークラリーは様々な知識が必要となる誰もが楽しめるレクリエーションゲームです。
ウオークラリーを始める際に必要なもの
ウオークラリーを始めるにあたって必要なものというのは特にありません。歩きやすい服装と歩きやすい運動靴があれば始めることができます。そういった気軽さもあり、初心者でも参加しやすいレクリエーションゲームです。季節にも合わせた服装を着ることが望ましいです。夏などは日差しも強く熱中症などにもなりやすいので、帽子をかぶることを忘れてはいけません。帽子をかぶり、首筋には濡らしたタオルなどをかけることができるようにタオルも持っていくとなお良いです。ウオークラリーは野外で行われるので夏は暑さ対策をしっかりとした上で参加することが望ましいです。冬場は風邪などをひかないように暖かい格好をし、汗をかいたときなどには着替えたりすると体を冷やすことがないです。
ウオークラリーの初心者が簡単に始める方法・手順
ウオークラリーを始める方法で一番簡単なのが、友人や知り合いのグループに参加させてもらうことです。自分でグループを作ってウオークラリーに参加しようと思っても、やり方や参加の仕方などがわからずに手間取ってしまうことも多くあります。そういったことがないように経験者である友人や知り合いの人を見つけ、その人と一緒に参加をするというのが初心者の人におすすめの始め方です。友人や知り合いに経験者がいないといった場合は、お住まいの地域で行っているイベント情報などをチェックして、ウオークラリーの開催情報などを知ることができます。初心者でも参加できるイベントを見つけて、参加をするという方法もあります。一度参加することで知り合いも増え、その後参加がしやすくなります。
ウオークラリーの初心者が上達するためのコツ
ウオークラリーの基本は歩くことですが、ただ歩くというだけでも疲れが出てしまったりします。そういったことがなく、しっかりとペース配分を考えながら歩くということがウオークラリー上達のポイントです。スタート時は張り切っているから速いペースで歩いてしまい、後半になってバテてしまうようではしっかりとしたペース配分がとれていないことになってしまいます。バテてしまうことで、課題をしっかりとこなすことができずに減点の対象になってしまう場合もあります。そういったことがないように、グループのメンバーの歩く速度なども計算に入れた上で目的地までしっかりと歩くことが大切です。メンバーへの配慮をすることも上達をするコツのひとつです。
ウオークラリーに初めて挑戦する人へのアドバイス
ウオークラリーは激しい運動などは行わず、歩くということがメインなっているレクリエーションゲームなので初心者の人にもおすすめです。しかし油断をしていると怪我や体調を壊してしまうこともあるので、しっかりと注意して参加することが望ましいです。キョロキョロしながら歩いたりしていて、段差などに気がつかず足をくじいてしまったりするといった場合もあります。夏に帽子などをかぶらずに歩いていて熱中症になってしまったという場合もあります。そういったことの無いように注意をしながら参加しなければいけません。自分の不注意で体調などを壊して周りの人に迷惑をかけないように、体調管理をしっかりしながらゲームを楽しむことが大切です。
ウオークラリーの初心者のまとめ
ウオークラリーは歩く楽しさということを教えてくれます。町の文化などにも触れることができるので、その町の歴史なども勉強することができます。自然の中を歩く場合もあり、自然を肌で感じることもできます。レクリエーションゲームなので得点などもありますが、速さを競うわけではないのでじっくりと楽しみながら探検することができます。歩くことで健康づくりにも役にたっています。地図を見ながらコースを歩いたり、課題をこなしたりすることによってグループ内でのコミュニケーションも増えて親交を深めることができます。多くの人と知り合えることもウオークラリーの魅力の一つです。これからもますます参加者が増えると予想されるレクリエーションゲームです。
ウオークラリーの歴史
ウオークラリーは1974年に始まりました。静岡県の三ヶ日青年の家の指導主事だった渡辺氏がオリエンテーリングとカーレースにヒントを得て考案しました。その後、日本レクリエーション協会がレクリエーションプログラムのひとつとして全国的に普及させていきました。1984年に全国都道府県で一斉にスタートする全国一斉ウオークラリー大会の第1回が開催されました。これがきっかけとなって全国に広がっていきました。全国一斉ウオークラリー大会は第20回まで継続していきました。日本に住んでいる外国人と日本人がグループを組んで一緒に町を探検する国際ウオークラリーなども行われています。現在も様々な形で展開され、多くの人が参加しています。
初心者におすすめのウオークラリー
ウオークラリーはあまり激しい運動が得意ではない人におすすめです。初心者の人はグループにベテランの経験者が入ってくれるようなウオークラリーに参加すると楽しむことができると思います。あまり遠くに出かけるタイプのものではなく、地元を探検するようなウオークラリーだと近所の人と一緒に参加することもできるのでおすすめです。海外などに出かけて外国人とグループを組んで行う海外渡航型ウオークラリーなどもありますが、初心者には大変です。地元で自分も知っている場所などを再認識しながら歩くことで健康にもなり、近所の人ともコミュニケーションを図ることができます。初心者の人が多く参加しているウオークラリーもおすすめです。
