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エクセルの初心者に必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

エクセルとは

エクセルとは、表を作成し、データの集計や分析を行うことができるソフトウェアのことです。簡単な表作成や文字入力など、ビジネスの場面でなくてはならないソフトで、現代では多くのビジネスマンがこのソフトを利用して日々の業務を行っています。エクセルを使うことのメリットは、その処理の速さにあります。例えば30個の売上金額の合計を計算する際、電卓を使うと1つの数値を入力した後に毎回必ずプラスのボタンを押さなければなりませんが、エクセルだと数字を打つだけでよいのです。全部の数字を打ち終わった後、一括で計算式関数を入力すれば一瞬で30個の合計が算出されるのです。こういった優れた機能を持ったエクセルですので、多くのビジネスマンに使用されている訳です。

エクセルを始める初心者の基本

エクセルを始める際、初心者のうちはまずは計算式の基本からマスターするようにすればいいでしょう。たし算、ひき算、割り算、掛け算は、エクセルが最も得意とする処理ですので、基本を学べば今まで電卓を使って1時間かかっていた処理でも30分以下で終えることが可能になります。しかもそれだけではなく、間違いも大幅に少なくなります。仮に間違っても、見直しの際にその間違いを見つけることも非常に楽なのです。従ってエクセル初心者に必要なことは、計算式を使用する簡単な式を1つでも多く作成し、こういったメリットを肌で感じることが大切です。基本が呑み込めてくると作業をすることが面白くなり、複雑な関数なども応用したくなるのです。

エクセルの初心者が始める前に必要な基礎知識

エクセルで計算式を作成するような作業をする際、基本的な知識として知っておきたいことは、複雑な計算式の際の計算の順番でしょう。これについては小学校や中学校で習っているのですが、きちんと復習をして思い出しておくとエクセルを使いこなせる第一歩となります。例えば、2+3×5という計算式があったとします。この場合、答えは17です。こういう場合、×の方を先に計算するので、答えが17になるのですが、計算式の基本を忘れていると左から順に計算してしまい、25という間違った答えを導くことになってしまいます。また、似たような式でも、(2+3)×5の場合、答えは25となります。かっこが付くとその部分が優先されますので、この答えが正解です。

エクセルを始める際に必要なもの

エクセルを始める場合、エクセルのソフトウエアとパソコンが必要になります。また、最近はマウスなしで使用するパソコンもありますが、エクセルを使う場合はマウスがあった方が作業がしやすいとも言えます。また、数量の入力がエクセルの佐合では多くなりますので、デスクトップでなくノートパソコンの場合、数値入力用のテンキーがあった方が作業がしやすいでしょう。テンキーは電卓と同じ数値の並びとなっていますので、集中して数値を入力する際には打ち込みやすいです。これがない場合、1から0の数値が横一列になっている部分を使って入力することになりますので、作業効率が落ちると言わざるを得ません。また、作った表の式の確認用に、手元に電卓があれば便利です。

エクセルの初心者が簡単に始める方法・手順

エクセルの初心者の方が簡単に始める場合、まずは自分の身のまわりのことに使用してみることがおすすめです。例えば主婦の方の場合ですと、家計簿です。これまで手書きで行っていたものをエクセルにしてみると、基本的な使い方は身についてきますので、知らないうちに仕事に必要なエクセルのスキルもついてくるものです。また、趣味関係のことをエクセルで管理することも悪くないでしょう。草野球チームに所属しているような方の場合、自分の打率はチームの勝率などもエクセルを使って数値をはじき出すようにするのがエクセルの上達にはおすすめです。初心者の方が仕事に必要だからと覚えようとしてもなかなか身につかないことも、趣味関係等ですと簡単に覚えらえることは多いです。

エクセルの初心者が上達するためのコツ

エクセルを上達するコツは、日々エクセルに触れることです。従って、毎日必ずエクセルの表に入力する必要のあることを日課にすることも良いでしょう。例えば健康のために毎日散歩をしているような方の場合、散歩の際に万歩計をつけて、散歩が終わった後にその歩数をエクセルに入力することもおすすめです。これを100日つづけた場合、1日の平均の歩数も簡単に算出出来ますし、トータルで歩いた歩数も確認できます。しかもエクセルに毎日入力することで積み重ねていく歩数が分かり、自分の歩いた沢山の歩数をみて満足な気分に浸ることが出来ます。こういったことにエクセルを使うことは上達におすすめで、喜びがあれば使い方の応用等も考えるようになりますので、一石二鳥なのです。

エクセルに初めて挑戦する人へのアドバイス

初めてこのソフトを使用する初心者の方へのアドバイスとしては、複雑な計算式等に悩まないようにしてほしいということがあります。慣れてくれば分かるのですが、計算式というのは1つの方法でなく、他のアプローチでも出来るということを頭に入れてエクセルをマスターしていきたいものです。長い計算式についていけなくなったような場合でも、その式を分解して1つ1つをじっくり確認していけば答えにいきつきますので、あきらめずに粘り強く計算式等を組み立てたいものです。コツが呑み込めれば非常に便利なのがこのソフトの特徴なのです。時間の短縮と間違いの軽減、応用のきく範囲が広い、グラフなども作成できるなど、メリットが多いのです。

エクセルの初心者のまとめ

エクセルを使いこなせるようになればビジネスの場及び私生活の場で大変便利です。上達におすすめなのが趣味などで頻繁に使うことです。自分の興味ある分野にエクセルをとりいれれば、趣味の範囲も拡大します。また、ビジネスシーンにおいても会議資料の作成や書類の作成、取引先への案内状の作成等で非常に便利で時間も短縮できます。表作成ソフトでありながら、簡単なビジネス文書作成にも十分利用できますので、このソフトの使い方をマスターしておくと書類作成のプロへ近づくことも可能なのです。講習会等もやっていますので、基礎から応用まで幅広く身につけたい場合はそういった講習会やパソコン教室に通い、スキルを身につけることも一つの手段です。

エクセルの歴史

このソフトはマイクロソフト社がWindows及びMacOS向けに販売している表計算ソフトですが、もともとはロータス1-2-3 に比べ操作が難しく、使用シェアは低いものでした。1985年9月にMacintosh版が発売されたのがこのソフトが世に出た最初です。この時点で将来のWindows対応を考慮に入れていました。その後、1987年10月にMicrosoft Windows版が発売されました。2013年現在、Windows向けにExcel 2013、Mac OS X向けにExcel 2011が最新版としてリリースされています。今日では表計算ソフトとして多くの人に利用され、なくてはならない存在になっています。

初心者におすすめのエクセル

初心者の方がエクセルを使う場合、積み上げ式のデータを日々入力していくことから始めると良いでしょう。お小遣い帳や、ジョギングの走った距離など、日々入力していくのです。そういった数値を入力し、100や200データが溜まって来ると、積み上げた数値を見て喜びが湧きあがってきます。また、そういう作業を日々行っているうちにグラフでそのデータを確認してみたくもなりますし、ジョギングの場合、1日の平均距離数も瞬時に分かります。そういったことを目で確認すると人生の喜びも増えて先々のやる気も違ってきます。従ったエクセルスキルのアップと同時にそういった効果も期待できるのです。上手く生活にとりいれて、充実した人生にしたいものです。