金目鯛釣りとは
金目鯛釣りは高級魚と言われている金目鯛をターゲットにした釣りであり、金目鯛釣りは船を利用しての海釣りになります。尚、金目鯛と言う魚は、昔は他の魚の釣目の外道であり、他の魚を釣る人にとっては厄介な魚だと言われていました。しかし、現代においての金目鯛は、他の釣目の魚とは異なり、高級魚の金目鯛と言う一つのブランドにもなっており、スーパーや魚屋さんなどでは1匹数千円もの値段になると言われています。金目鯛は色々な料理方法で食べる事が出来る魚ではあるのですが、金目鯛の煮つけや刺身と言った調理法は人気が高く、お店などでは数千円もの価格になるなどの特徴を持っており、このような高価な金目鯛を釣るのが金目鯛釣りなのです。
金目鯛釣りを始める初心者の基本
初心者の人が金目鯛釣りにチャレンジする場合は、金目鯛を釣目としている船を探す必要が有ります。海釣りと言うのは、季節などに応じて釣れる魚が異なりますし、乗り合いの船の場合は釣目を定めて出船するため、自分が釣りたい魚をターゲットとしている船を探すことが大切です。但し、金目鯛釣りに限らず、乗合船は初心者の人にとっては何かと不便なものです。周りは見ず知らずの釣り人達であり、金目鯛釣りの知識や釣り方などが解らない場合など、誰も助けてくれません。また、釣り船での基本的なマナーなどの付いての知識も必要であり、金目鯛釣りを行う場合は乗合船でのマナーの知識を覚える事、そして金目鯛の仕掛けや生息している場所などについての基本的な知識が必要になります。
金目鯛釣りの初心者が始める前に必要な基礎知識
金目鯛釣りにおける基本的な知識として、釣り方が在ります。金目鯛は、深海に生息する魚であり、ポイントによっては数百メートル下に生息している魚でもあるのです。例えば、水深200メートルの場所が金目鯛の棚となった場合、その場所まで仕掛けを落とし、更に釣り上げる時にはリールを巻き上げると言う事を繰り返すことになります。最近は電動式のリールが在るので、仕掛けを上げたりする時などには便利ですが、電動式のリールが無ければ釣りを行うのも大変です。また、深海に生息しているため途中で外道などにより餌が食べられてしまわないように、一気に金目鯛の生息する棚まで仕掛けを落とすなどの技術や知識などが必要となるなどの特徴が有ります。
金目鯛釣りを始める際に必要なもの
金目鯛釣りの基本は金目鯛の棚を知ることです。金目鯛は深海に生息している魚であり、仕掛けを一気に生息場所まで落とさないと、途中で他の魚達に餌を食べられてしまい、金目鯛を釣り上げる事が出来ません。一般的に金目鯛釣りに必要な道具と言うのは、深海釣りが可能になる銅付きの竿、2キロ前後の重量のオモリ、太めの道糸や仕掛け類などになります。他の船釣りとの大きな違いは、深海まで一気に仕掛けを下す為、オモリは2キロ前後の物を利用し、一気に落とします。また、オモリの重量に耐える事が出来る頑丈な竿や道糸、そして深海から仕掛けを巻き上げるための電動式のリールなどが金目鯛釣りには必要となります。尚、金目鯛釣りは一家での釣果も期待できるため、頑丈な竿やパワーを持つリールが必要です。
金目鯛釣りの初心者が簡単に始める方法・手順
初心者の人にとって金目鯛釣りは少々ハードルは高めとなります。しかし、金目鯛を釣り上げる事で金目鯛尽くしを味わえるなどのメリットが有ることからもおすすめの釣目と言えます。初心者の人が簡単に金目鯛釣りを行う場合は、経験を持つ人と一緒に乗合船に乗るのがおすすめです。また、釣り船の中には道具を貸してくれる船もありますのでおすすめと言えます。と言うのも、金目鯛釣りでは重量が在るオモリを使って仕掛けを金目鯛の生息する棚までおろしたり、深海から仕掛けを巻き上げるための電動リールが必要になります。電動リールは高価な釣り具でもあり、初心者の人が最初から購入するのには少々お高い事からも、釣り船などで道具を貸して貰える所を探すのがおすすめなのです。
金目鯛釣りの初心者が上達するためのコツ
金目鯛は水深100メートルから200メートルと言う深海に生息する魚であり、金目鯛釣りを行う時には枝針を数本仕掛けに取り付けて行うケースが多く在ります。複数の針をつける事で数匹が一度に釣れる事も有るのですが、魚の量が多くなるほど重量は重くなります。また、仕掛けを一気にポイントまで落とすため、仕掛けには2キロ前後のオモリがついているので、電動リールが役立つ存在になってくれるのです。仕掛けを下した後は誘いをかける必要が有りますので、誘い方などが上達のポイントとなります。尚、金目鯛は水面に上がって来た時に暴れる性質を持ちますが、量型の金目鯛などの場合は暴れたことで針が外れてしまう事も多いため、上達のポイントとしてはばらさない余蘊慎重に取り込む事を覚える事です。
金目鯛釣りに初めて挑戦する人へのアドバイス
金目鯛釣りの基本は深海に生息する金目鯛を船に上げるかと言う事に在ります。水面近くに来ると金目鯛は暴れて針から外れてしまって逃げてしまう事が多く在りますが、取り込み方次第でばらさずに取り込めるようになります。水面近くに上がって来た段階で慎重に竿を立ててから玉網を利用して取り込んでから船の上にあげて針を外す事になります。尚、玉網は乗合船の船の中に置いて在るのでそれを利用しても良いですし、初心者の人などの場合は周りの人が手伝ってくれたり、船頭さんが手伝ってくれる事も有ります。また、仕掛けの重量が重いこと、竿が重い事、電動リールが重い事など初心者にとっては大変な重量となりますが、竿などは船に付いているロッドキーパーを利用するので重さを感じずに釣りを楽しめます。
金目鯛釣りの初心者のまとめ
金目鯛釣りは水深が深い場所にいるため、普通の船釣りとは仕掛けや釣り方が異なります。初心者の人の場合は、釣り船で道具を貸して貰う事が出来る船を選ぶ事がおすすめです。また、初めて乗合船での釣りを行う初心者の人は乗合船の中でのマナーを憶えておくことが大切で、釣りの経験を持つ人などに連れて行って貰うのがおすすめです。金目鯛が釣れた時は、水面近くで魚が暴れてしまい、針が外れてしまう事も少なく有りません。折角釣れても、目の前で針が外れてしまっては元も子も無いわけです。水面近くに上がって来た時は、慎重に取り込みを行い、玉網を使って金目鯛を網の中に入れて取り込む事で目の前で逃がしてしまうと言う事を防止出来ます。
金目鯛釣りの歴史
赤い体に大きな目が特徴の金目鯛は冬場が旬だと言います。昔は、釣りをしている時に金目鯛が釣れると外道と言う扱いを受けていた時代が在ると言います。しかし、現代において金目鯛は高級魚になっており、お店などで食べる場合には高いお金を支払わないと食べる事が出来ない高級魚です。しかし、これは金目鯛の数が減少しているからではないと言います。深海に生息する魚であり、冬場の海は荒れやすい事からも漁獲量が不安定になる事からも金目鯛での漁を行う漁師さんの数が少ないからだと言います。尚、日本国内においての金目鯛の水揚げ量が多いのは伊豆半島であり、伊豆半島などではブランド化されたことにより価格が高騰し、流通の量自体も減少傾向にあると言われているのです。
初心者におすすめの金目鯛釣り
金目鯛は昔は他の釣目の魚の外道と言われていたのですが、煮つけやお刺身、しゃぶしゃぶなど色々な料理方法で味わえることや、冬場が旬であり、たっぷりと脂がのっていることからも金目鯛は人気が高くなっています。金目鯛釣りは、釣れた分だけ持ち帰ることが出来るメリットがあり、初心者の人にもおすすめですが、金目鯛を釣る時には船を選ぶ事がおすすめで、船によっては道具一式を貸してくれるからなのです。金目鯛釣りでは仕掛けを数百メートルほどの深海に一気に落とす為重量のあるオモリを利用するため、頑丈な竿が必要ですし、深海から仕掛けを巻き上げる場合も電動リールが在れば何度も仕掛けを巻き上げて疲れてしまうと言う事が起き無いなどのメリットが有るのです。
