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セルマーのアルトサックスの初心者に必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

セルマーのアルトサックスとは

セルマーというのはアルトサックスを作っているメーカーの一つです。セルマーのほかにも有名どころと呼ばれるメーカーもいくつかありますがこうしたメーカーの中でもセルマーは特に広く知られたメーカーです。セルマーのアルトサックスは他の物よりも価格帯が少し高めになっています。アルトサックスに限ったことではありませんが特にサックスやクラリネットなどの木管楽器は個体によって音色が大きく異なります。これはセルマーなどのメーカーや商品によって異なるのはもちろん同じモデルの楽器でも個体差があるのです。ですから楽器を購入する際には試奏といって試しに拭いてみることが大切です。初心者で自分で音が出せない場合には吹ける人に代奏してもらうことで音色を知ることが出来ます。

セルマーのアルトサックスを始める初心者の基本

セルマーのアルトサックスでは特に音を出すことが難しいと感じている人がたくさんいます。もちろん人によって感じ方は異なるのでセルマーのアルトサックスがほかのメーカーの物よりも吹きやすいと感じている人もいます。アルトサックス本体を購入する前にマウスピースと呼ばれる口の部分のみを購入しある程度音を出せるようになった状態で本体を購入することをおすすめします。マウスピースで音を出すのはアルトサックスを演奏する際の基本ですからまずはこれをマスターすることをおすすめします。音を出せるようになれば自分でアルトサックス本体を試奏できるというメリットがあります。セルマーのアルトサックスはとくに個体によって音が異なるのですが奏者によっても音色が異なります。ですから自分で吹いてみることで好みの物が見つけられるのです。

セルマーのアルトサックスの初心者が始める前に必要な基礎知識

セルマーはサックスメーカーの中でも古いメーカーです。セルマーのサックスはプロの中でも愛用者の多いメーカーです。一昔前の1950年代から1970年に製造された器種は今でも根強い人気を誇っています。アルトサックスはキィを抑えて音程を調整します。キィを変えるために指で押さえる白い部分を指貝といいこの指貝の間隔や大きさなどはメーカーや器種によって異なります。試奏によって音が出せない場合でも実際に触って吹く真似をしてみるだけでも感じがつかめるので試奏というのは絶対に必要です。中にはこのメーカーは指貝の間隔が広目といえるものもありますがセルマーのアルトサックスは器種によって感覚が異なるのでなおのこと触ってみることをおすすめします。

セルマーのアルトサックスを始める際に必要なもの

アルトサックスを演奏する際に本体だけでは音が出ません。本体以外にもマウスピースやリード、リガチャーなどが必要になります。このほかにも曲を演奏したり演奏会をする場合には首からかけたりハーネスタイプなどのストラップも必要になります。演奏するだけであればこれだけの物があれば音を出したり曲を吹くことは可能です。しかしこれはあくまでも演奏をするために必要で基本的な道具です。このほかにも手入れをするためにはたくさんの道具が必要になってきます。常に一定以上の音色を出すためにはしっかりとしたお手入れも必要なのです。管の中を手入れするクリーニングスワブやタンポの水滴を取るペーパーなどは必ず必要になってきます。こうしたお手入れ用品も併せて用意することをおすすめします。

セルマーのアルトサックスの初心者が簡単に始める方法・手順

セルマーのアルトサックスは一昔前のモデルは初心者には音の出しにくい仕様になっているものも多かったです。しかしマイナーチェンジした最近のモデルでは比較的初心者でも簡単に音を出すことが可能です。このように器種によって吹きやすさは異なりますがまずはリードをマウスピースにセットしたもので音が出ないことには本体に接続しても音を出すことはできません。初心者の方はすぐに本体とつなげて音が出したくなりますがまずはリードだけで音が出るように練習してみることをおすすめします。そうすることで楽器本体を接続したときによりスムーズに音を出すことが出来るのです。本体と接続したときにはマウスピースを指す部分の差し具合によってチューニングを行います。複数人数で演奏するときにはここを調整して音の微妙な高さを合わせるのです。

セルマーのアルトサックスの初心者が上達するためのコツ

初心者が上達するためにはまずマウスピースでしっかり音を出すことにあります。とはいえこの音を出すというのが難しいのです。マウスピースを加えるのですが息を均一にマウスピースに入れる必要があります。上唇はそのまま、下唇は下の歯を覆うようにして咥えるのが基本です。これが基本ですが口の形、歯の形が個人によって異なるので見た目は重要ではありません。とはいえ初心者など演奏に慣れていない人は少し練習するだけでも口の周りが疲れることがあります。初心者だとある程度は仕方がありませんがあまりにも無理な吹き方(アンブシュア)をしていると疲れることもあるので疲れが早い場合は吹き方を変えてみるというのも一つの方法です。この時に基本を知ったうえで自分に拭きやすいスタイルを確立することが大切です。

セルマーのアルトサックスに初めて挑戦する人へのアドバイス

セルマーのアルトサックスはプロのサックス奏者も利用するほど音色がよいサックスです。とはいえ奏者によって同じ楽器でも音色が異なるので音が出たら次は音色に意識することでより良い音色に改善することが出来ます。セルマーのサックスは音色に特徴があるので上達したらしただけ音色を追求することが面白いメーカーです。サックスだけに限ったことではありませんが、息を吐くときに腹式呼吸で音を出すことでよりまっすぐで太い安定した音を出すことが出来るのです。木管楽器は運指標を覚えるのが大変ですが基本的には小学校で習ったリコーダーと同じです。たくさん抑えるところがありますがこの基本を知っているとチューリップなど簡単な曲であれば運指標がなくても演奏することが可能です。

セルマーのアルトサックスの初心者のまとめ

セルマーのアルトサックスは音色に特徴があります。更に他のメーカーと比較して価格帯が高額なので初心者には手が出しにくいかもしれません。しかし同じ楽器を吹き続けることでその楽器特有の味を出すことが出来ます。そしてセルマーはこの味が非常におく深いのでより上達したいという気持ちが沸き起こる楽器です。本体を装着して音を出すことも重要ですが、マウスピースだけでもしっかりと音が出せるようになることが上達の近道です。マウスピースだけであれば持ち歩くことも可能でちょっとした時間でも練習することが可能です。サックスは吹奏楽においても単独で演奏するにしてもとても華のある楽器ですので少しふけるだけでもかっこよく演出ができる魅力的な楽器です。

セルマーのアルトサックスの歴史

セルマーの正式名称はヘンリー・セルマー・パリでフランスの楽器メーカーです。日本ではセルマーと呼ばれています。1920年ごろから数多くのサックスを製造しています。セルマーのアルトサックスは古いものになるとビンテージサックスとして人気のある器種も存在します。古いものが人気になる理由としてその時代時代で楽器を作る材料(合金の比率や成分)がその時代によって異なることが挙げられます。更に古い時代のサックスは一つひとつ職人が手作りしていてその個体によってまた、奏者によって大きく音色が異なるのです。そしてこのビンテージサックスとして人気なのがセルマーのマーク・シックスという器種です。知らない人にとっては光沢のない古びたものですがこうしたものほど奏者の出したい音色を演出することが出来るのです。

初心者におすすめのセルマーのアルトサックス

セルマーのサックスは仕上げの種類も豊富で一般的なゴールドラッカー以外にもシルバープレート、ホワイトラッカー、ブラッシュドサテンなど数多くの見た目の中から選ぶことが出来ます。こうした仕上げは個人の好みで選択できます。種類が豊富なのでオリジナルな一つ、自分好みの一器を見つけることが出来ます。セルマーのアルトサックスは最近のモデルであれば初心者でも吹きやすいようなモデルが多いです。というのも一昔前のモデルになると最初は音が出ないという器種もあるのです。吹き込めば吹き込むほど音に深みが出るという品種です。こうしたモデルは初心者には無地かしいと感じる場合も多く避けたほうが無難といえます。日本人向きという意味ではシリーズ3(Serie Ⅲ)はキィも小ぶりになり操作性も良いモデルです。