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真向法の初心者に必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

真向法とは

真向法は福井県のお寺の長井律氏が創始者で、自信の闘病生活によって誕生した健康法です。現在は社団法人で組織されており、全国に教室を持ち愛好者が多数います。4つの基本動作を正しい呼吸方法とともに行うことで、初心者でも実践しやすく、シンプルで、特別な道具なども必要のない方法のため、初心者でも始めやすく、長く続けやすいというのが真向法の特徴です。反動をつけて行うのではなく、ゆっくりと呼吸とともに延ばして元に戻す動作を繰り返すことで、体の歪みを調整して、体の柔軟性を高め、体のみならず体の健康を保つことに大きな効果があります。短時間で簡単な方法ながら、毎日継続することで腰痛や肩こりなどが改善される人が多い事からもその効果がよくわかります。

真向法を始める初心者の基本

まっすぐ向いて正しい姿勢という意味を持つ真向、正しい姿勢を作る体操が真向法体操です。生理学や体育学、健康法として提唱されたものではなく、福井県の長井律が創始者で生まれたものです。4種類の基本動作を行うことで硬い腰や関節などが柔らかくなり、萎縮していた筋肉や血管神経などが、本来の柔らかさを取り戻しす効果があります。真向法という名称から宗教活動と思われがちなイメージがありますが、宗教活動とは全く関係がありません。昭和8年から普及から普及活動が始まり、現在は公益社団法人真向法協会が設立されています。体を柔らかくして、心と体の健康を保つことを目的にし、畳1畳程度のスペースがあれば簡単に行うことができるのが特徴です。呼吸に合わせて4種類の基本動作を行います。

真向法の初心者が始める前に必要な基礎知識

4種類の基本動作を行うことで姿勢の歪みを調整する真向法は健康法の一種で、自宅でも簡単に行うことができ、畳1畳ほどのスペースがあれば誰でも実施することができます。シンプルで、誰もが簡単にできる基本的な体操のため、健康な体を作ることに興味はあったけれど、今まで何をやっても長続きしなかったという人にも特におすすめできる体操です。腰痛や肩こり、足のむくみ、体がだるくて疲れやすい、冷え症、骨盤や股関節の歪み、姿勢の矯正などの悩みを持つ人には特におすすめの体操です。初心者でも続けることで体の歪みが解消して、関節が柔軟になり体がどんどん健康になり、生き生きとした豊かで楽しい日々を送ることができるようになります。

真向法を始める際に必要なもの

真向法を始めるには特に道具など必要なものはありません。4種類の基本的な動作を行うことによって長い間に生じた姿勢の歪みを調整して体の柔軟性を高め、心と体の健康を保つことがその目的です。4種類の動作を行うために約畳1畳ほどのスペースがあれば、特別な道具などを用意する必要はありません。初心者でも一日3分程度から行うようにし、動きやすく、締め付けない服装であれば特に服装に関しても決まりはありません。道具も不要で誰もが気軽にできるので、テレビを見ながらのながら体操でも大丈夫です。朝起きてすぐ、あるいは就寝前に3分間程度の体操を行うのがおすすめで、年齢も性別も関係なく面倒くさがりの人でも無理なく続けやすいところが大きな魅力でもある健康法です。

真向法の初心者が簡単に始める方法・手順

真向法は4つの動作からなる初心者にもおすすめの大変にシンプルな健康体操です。この4つの動作によって姿勢の歪みを調整し、健康を保てるというものです。まず第一体操は足裏を合わせて座り前屈と起き上がりの動作を繰り返します。お尻から脚にかけての足の外側の筋肉を伸ばします。第二体操は両足を伸ばして座り、前屈と起き上がる動作を繰り返します。太ももの後ろ側からふくらはぎの筋肉を伸ばします。第三体操は足を左右に開脚して座り、前屈と起き上がりを繰り返します。足の内側の筋肉を伸ばします。そして最後の第四体操では割座で座って背中を後ろに倒し床に着け、ゆっくりと腹式呼吸を行います。足首の膝の関節を柔らかくします。この4つの動作を正しい呼吸とともに行うのですが、動作は反動をつけずにゆっくりと行うようにします。

真向法の初心者が上達するためのコツ

長い時間をかけてかたくなった体は、真向法のどの動作をしようとしてもなかなか思うようにできないものです。早く上達したいからと無理をするのは禁物で、無理せずにほんの少しずつ前進していけば十分です。動作は反動などをつけず、イタ気持ちいいくらいで無理なく行います。そして筋肉を良くのばすときにはゆっくりと息を吐き、体をおこすときにはゆっくりと息を吸うようにします。息を止めて力まないようにリラックスして行うのがコツです。真向法の理想の姿勢は腰を立てて姿勢をただし、股関節を中心にして屈伸することです。特に状態を前に倒すときに顔だけを落とそうとしますが、深く状態を曲げる事よりも背筋を伸ばしながら前屈するようにし、大きな動作でゆったり倒し、元の位置に戻します。

真向法に初めて挑戦する人へのアドバイス

真向法をこれから始めてみようと思っている人が最も心配するのが、自分は体が硬いけれどもできるかどうかということです。真向法を始める人は、多くの場合最初はとても体がかたい状態からスタートします。そのため体が硬いのでついていけないのではないかという心配は全く必要ありません。運動経験が無く、運動そのものがあまり得意ではない人や、自分の体の健康に不安がある人でも気軽に始めることができるというのが真向法の魅力です。真向法は健康を増進するための体操なので、体操をすることで体の悪い部分を治すためのものではありません。けれどもシンプルな4つの動作を行うことで体がどんどん健康になってゆくと、日々の生活そのものが改善され楽しい毎日を送れるようになります。

真向法の初心者のまとめ

真向法を初めて行う初心者の方々は多くの場合自分は体がかたいので続けるのは無理だと感じてしまうようです。けれども正しい方法を身に着け、一日当たりは短時間であっても長い期間地道に続けることによって確実に体は健康を取り戻してゆきます。また、上達を促進させるために行う補助体操は2人ペアになって行うため、ポーズをつくりやすく、参加した人の多くが気持ちが良いと感じるようです。補助体操によって真向法も上達し、体の調整もできる大変優れた体操です。体調を整えることで肩こりや腰痛が改善したり姿勢がよくなったり、体の若返りにも効果が感じられるようになります。健康な体が合ってこそ、毎日の生活が楽しくハリのあるものになります。

真向法の歴史

真向法は長井律先生により日本で生まれた健康法で、腰を屈伸するポーズで行う礼拝体操というようなお辞儀の練習からはじめたことが真向法体操の原型です。若くして健康を損ねた創始者自身が、この体操を地道に続けることで腰が柔らかくなり不自由だったからだが元通り動くようになり、その結果以前にもまして健康になったというものです。この体操を行うことでかたかった腰や関節などの柔軟性が回復し、体が本来の柔らかさを取り戻したという、いわゆるリハビリに自助努力で成功したことによって真向法体操が誕生しました。そして昭和8年からこの健康体操の普及活動が始まり、現在では公益社団法人真向法協会が設立され、全国に多くの教室を開設しています。

初心者におすすめの真向法

真向法はシンプルな動作で、特に必要な準備もなく気軽に行うことができるのが魅力ですが、やはり自己流で行うよりも最初から正しいやり方を身につけることが上達するための近道です。体の悪くなっている部分を直接治すことができるものではありませんが、真向法を正しい方法で行うことを身に着けることで健康になってゆくと、様々な原因により調子が悪かった部分が改善されます。難しい体操ではなく、最初のうちはごく短時間で行う方法でも、長く続けることが大切です。その結果姿勢がよくなって関節の痛みが消え、冷え症などが改善したり、体全体が若返ったように感じられるようになります。初心者で体の硬い人にこそおすすめの健康法だと言えます。