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水泳の初心者に必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

水泳とは

水泳とは、その字が表すように、水の中を泳ぐという意味をもっています。水中を深く潜るというより、水面に近いところを泳ぐ、といった意味合いです。水泳には、いろいろな種類があります。これらは、おもに4泳法といわれているものです。4泳法のなかでも、もっとも一般的なのがクロールです。全ての泳ぎに通じる要素をもっています。フリーとよばれることもあります。次に、平泳ぎがあげられますが、この泳ぎは、伸ばした両手を左右同じようにひとかきし、脚を左右同じフォームでひとけりして、これを繰り返しながら進む水泳の泳法で、ブレストとよばれることがあります。バタフライは、イルカの泳ぎを連想させるような、独特の動きをしています。背泳ぎは、水中に入った姿勢からスタートするという、ほかとは異なる特徴があります。

水泳を始める初心者の基本

水泳を始める初心者の基本となるのは、まず、水に浮くことです。人間は、簡単に水に浮くもとだと思っている人も多いでしょうが、体に余分な力が入っていると、なかなか難しいものなのです。個人差もあり、筋肉量が多い場合は、多少、水に浮きにい傾向がありますが、コツさえつかんでしまえば、誰でも水に浮くようになることは可能です。いかなる泳法を習うにあたっても必要なことです。まず、体が浮かないことには、はじまりません。逆に、上手く浮くようになれば、そのあとは、効率のよいキックの練習や、手のフォームを覚えていくことで、スムーズに上達することができるといえます。ですから、初心者が水泳を始めるときには、あせらず、基本の水に浮く練習からはじめることがおすすめです。

水泳の初心者が始める前に必要な基礎知識

初心者が水泳を始める前に、知っておきたいのは、水泳の楽しさです。水泳は、他のどんなスポーツとも異なる魅力をもっています。それは、体の重みから解放されるということです。たくさんの距離を泳げば、筋力アップになるだけでなく、肺活量も増え、血行も促進されるうえに、水中ならではのリラックス感を味わうことができます。水泳の魅力を知識として知るだけでなく、水に入ることで生じる、危険についても知っておく必要があり、水泳や、災害時にも役立つ、非常に重要な知識です。それは、着衣の場合における、危険性です。水着の時には容易に泳ぐことができても、普通の衣服のまま、水に入った場合は、その衣服の重みで自分の動きを自由にとることが困難になるのです。そのような危険性も知ったうえで、初心者は水泳に臨みたいものです。

水泳を始める際に必要なもの

水泳を始めようと思ったときに、必要なものは、まずは水着です。最近は、水中でウォーキングをする人なども増えたため、いろいろなタイプの水着が販売されています。セパレートタイプの水着や、水着の上に履く、スパッツのようなもの、水着の上から着る、Tシャツタイプのものなどもあり、おすすめといえます。屋外の場合は、紫外線を避けるためのラッシュガードという羽織るタイプの水着も一般的になっています。自分の好みに合わせて、初心者は着脱しやすいものを選ぶのがおすすめです。また、ゴーグルも必須アイテムになっています。ミラータイプのものや、色がついているタイプや最近では、めがねのように、度が入っているものもあります。そして、キャップも必ず必要ですので、忘れずに準備しましょう。

水泳の初心者が簡単に始める方法・手順

水泳で、初心者が簡単に始める方法や手順について紹介します。基本は、水と友達になることです。水は、時には危険なものではありますが、水泳を始めるときには、水の楽しい魅力についてを思い浮かべることが大切です。そうすることで、体もリラックスしますし、始めてのことにもチャレンジしやすくなります。水と友達になるには、水に慣れることが必要です。まずは、顔や手に水をたっぷりかけて、温度に慣らしてから、心臓より高いところから、ゆっくりと水に入ります。そして、水の温度に体が慣れてきたら、水中をプールの壁をつたって、ゆっくり歩いてみましょう。そして、数人で肩をもった状態で歩いてみたり、水に頭をつけて次第に慣らしていきます。

水泳の初心者が上達するためのコツ

初心者にとって、水泳が上達するためのコツは、なんといっても、怖がり過ぎないことです。水に顔をつけたり、潜ることは、息ができないという、人間にとっては、とても恐怖を感じてしまう状態なので、怖いと思うことは、当たり前のことです。ですから、それでも大丈夫なのだということを、繰り返し、自分の頭と体に教え込むことが必要なのです。水に顔をつける場合でも、はじめは、鼻さきだけでも構いません。鼻だけでも、間違って鼻呼吸してしまえば、鼻に水が入り、大変な思いをしてしまうので、まずは、水泳の場合は、鼻で吸わない訓練をしておくことも大切です。これら、基本的なことを繰り返し練習していくことによって、怖さがなくなり、上達への近道となります。

水泳に初めて挑戦する人へのアドバイス

おそらく、水泳をはじめた途端に、泳ぐことができる人は、ほとんどいないでしょう。しかし、それとは反対に、1年頑張って練習しても、全く泳げない、という人もほとんどいないはずです。水泳は、初心者にとっては、大変難しく感じられるかもしれません。どのようにしたら、水に浮かぶことができるのか、速く前に進むことができるのか、疑問に思うことも多いでしょう。でも、頭で考えていても、水泳は上達しません。何度かチャレンジしていくうちに、手や脚、自分の体が、だんだんと、水泳のコツに気が付くようになっていくものです。練習すれば、それだけ、体は水泳を覚えていきます。そして、水への怖さも克服できるようになりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。

水泳の初心者のまとめ

人間なら誰でも、水に対する恐怖心というものは持っているはずです。でも、人間は水と友達になることができます。それを自分の体に分からせてあげるには、少しずつ、あせらず、水に慣れていくことが基本です。特に小さい子供の場合は、プールに入る前の時点で、それこそシャワーを浴びる段階で、泣き出してしまう場合もあるかもしれません。そのような時は、無理をせず、抱っこしてプールに入ったりして、水に慣らしていきましょう。人間は皆、おなかの中では水中で暮らしていたようなものです。もしかすると、子供の方が、その環境に適応していくのが早いかもしれませんね。大人では、多少の我慢は可能ですが、子供の場合は、プールのあとのお風呂など、お楽しみを作って、初心者でも楽しく水泳にチャレンジしたいものです。

水泳の歴史

日本には、日本泳法とよばれる、昔からある泳ぎ方があります。日本泳法とは、特に明治以降の名称である、古式泳法のことです。昔、日本では、戦いの時には、よろいや兜といった、大変重さのある武具を装着していました。それらを身に着けたまま、泳ぐ泳法のことをいいます。日本泳法の基本は、顔を水中に入れないことです。顔を水面上に保ち、常に前方をみて泳ぐのです。そうすることで、物をもったり、筆を使ったりと、両手を使うことが可能です。日本泳法は、現在のように、スピードを重視した泳ぎではなく、浮くための泳ぎが重視されていました。また、現代では、横泳ぎという、初心者にも比較的覚えやすい泳法がありますが、これは、日本泳法の泳ぎ方を略したものです。

初心者におすすめの水泳

初心者におすすめの水泳は、まずはクロールで手の動きや脚の動きを順番に練習し、全体の動きにつなげるというものです。最初は、泳ぎの型を真似ることからはじめていく方が、効率よく覚えることができます。また、水に慣れるためにおすすめなのは、少し浅めのプールで、手をプールの底について、手で歩くようにして進むという方法です。頭は水面に出した状態で、時々頭を下げることで、水中に入る感覚もつかみながら、体が浮く感覚も体感でき、水泳が楽しいものと実感できるはずです。また、浮力を体感でき、水泳の楽しさが分かるのにおすすめなのが、あおむけになって浮かぶことです。初心者の場合、そのままだと上手に浮かべないことが多いので、ビート板を抱えるようにすると安心です。