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ワインの初心者に必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

ワインとは

ワインとは主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料で、葡萄酒と呼ばれることもあり、日本の酒税法では果実酒に分類されています。ワインは最も多くの地域で昔から飲まれているもので、種類は大きく分けて三つあり、白ワイン、赤ワイン、ロゼワインになるのです。それぞれ原料となるぶどうが異なっており、それによって酸味などが変わってくるので、それぞれ料理と合わせてマリアージュを楽しむことができるのです。また発砲ワインもあるのですが、これは少しだけ分類が異なっていて、基本的にワインと呼ばれるのは三種類であり、これらを知ることが最低限求められることですが、ブドウの栽培、さらには地域や作り方によって差が出てくるのも特徴となっているのです。

ワイン探しを始める初心者の基本

そもそもワインというのはぶどうをしぼった果汁を発酵させたもので、違いはぶどうにこそあるのです。それゆえ初心者の基本としてはまずは三種類の違いを知ることからはじめることが大切で、赤、白、ロゼは見た目からして分かりやすいので間違えることはまずないはずです。ただしロゼに関しては製法は一つではなく数種類あり、赤ワインと白ワインをブレンドしたものもそう呼ばれることがあるので、注意する必要があるのです。とにかくまずはこの三種類をしっかりと見極められる目と味覚を持つこと、同時にボトルに貼られているラベルの読み方を学ぶことが重要になってきて、後はとにかく数多く飲んでいって舌の経験値をあげていくことが求められるのです。

ワイン探しの初心者が始める前に必要な基礎知識

最低限必要な知識、基本としてはワインの種類と製造法を学ぶこと、さらにはラベルの読み方が求められてきます。どんなものでもそうですが、必要な情報を知ってはじめて意味を成すことがあるので、ラベルの読み方、意味が分からなければその先に進むことはできないのです。また歴史を学ぶことも重要となってきて、手作りのワインというのはその土地の歴史を刻みこんで作られているものですから、確かに美味しければそれだけでいいのかもしれませんが、この先も学んでいくのならしっかりとバックボーンを確認すること、それとぶどうの種類と年代をチェックしておくことで、同じ品でも味わいに差が出てきますので、比較対象としてデータの採取も大事なのです。

ワイン探しを始める際に必要なもの

ではワイン探しに必要なものといえば、確かな味覚と目ですが、これは欲しいと思って手に入るものではないので、磨いていく必要があるのです。必要な道具としてはワインオープナー、赤、白、ロゼに合わせたテイスティンググラス、味わいと書き記しておくテイスティングノート、さらにはラベルをはがすための道具とコレクションしておくファイルなどが必要となってきます。さらに余裕があるのなら基本的な知識が載っている本を参考書として求めるのもおすすめであり、最初のとっかかりとして本に書かれているワインから制覇していくというのも方法であり、自分の方向性を考えることも大事なのです。ただし最も必要なのは経験であり、ある意味では購入資金こそが必要ものとなります。

ワイン探しの初心者が簡単に始める方法・手順

一口にワインといっても白、赤、ロゼの三種類があって、今は日本も含めてほとんど世界中で作られているので、逆に選択肢が広すぎてどこから攻めればいいのか分からなくなってしまうはずです。そんな時におすすめは思い出のワインがあるのならそこからがよく、学ぼうと思ったきっかけとなった品があるはずですので、それを中心とするのが初心者にとっては行いやすいものだと思います。他にも地元で作っているのならその品を求めるなど、初心者としての第一歩はすべての基本となるものですから、スタンダートなものか、逆に思い入れのある品か、どちらにするかは自分次第ですが、ただししっかりと味わってベースとなるものとして舌に記憶させる必要があるのです。

ワイン探しの初心者が上達するためのコツ

初心者が上達するコツは、とにかく数多く飲むということに尽きるのです。身もふたもない言い方になってしまいますが、どれだけ知識を身につけていても、舌の経験がなければしょせんは机上の空論になってしまうので、少量でもいいので飲むことをしなければいけないのです。それゆえ初心者におすすめなのは一人ではなく数人で飲むこと、そうすれば種類を多く飲むことができますし、金銭的にも多少は楽になるのです。そしてなるべく質は落とさないことで、高級品が必ずしも美味しいわけではないですが、やはり工場の大量生産で慣れてしまうと味覚がおかしくなってしまうので、できる限り上質なワインを飲むことがこの先に向けておすすめとなっているのです。

ワイン探しに初めて挑戦する人へのアドバイス

ワインというのは古来より世界中で飲まれているものですが、本格的に日本で飲み始められたのは近年になってのことです。それゆえまだまだ後進国であるのですが、持ち前の好奇心で世界に飛び立って認められているソムリエも多く、ここから分かることは日本人でもしっかりと味を見極められるということです。それゆえ最初の頃は味の違いは分かっても、それを表現することは難しいかもしれなく、挫折することもあるはずです。しかし続けていくことによってすべては上達しますし、舌の経験というのはとにかく重ねるしか発達することはありませんので、少量でもいいので続けていくことが大切です。また知識もあって困るものではないので、気になることは調べて身に着けることが大切です。

ワイン探しの初心者のまとめ

ワインを深く知ればヨーロッパの歴史に通じるとも言われるくらい、土地と密接な関係があるのです。しかも単なる飲み物としてだけではなく、宗教的なものと結びついていて、知れば知るほどに謎が深まってくるものなのです。ただしそういった学術的な面だけではなく、純粋に美味しい飲み物として、さらには食事やおつまみとのマリアージュを考えてみるなど、楽しみ方は多くあるのです。そして数多くのワインを飲んでいけば自分の好みのタイプが見つかるはずですし、そこまでくればもう悩むことはなく、だいたいのことは分かるようになっているはずです。そこまできたら次は表現力を磨いて、自分だけが納得するのではなく、知らない人に教えられるようになってください。

ワインの歴史

ワインの歴史は古いもので、これについて書かれた最古の文献は紀元前2000年前後に作られたシュメール語の粘土板で、『ギルガメシュ叙事詩』では、大洪水に備えて箱舟を造らせた際に、船大工たちにワインを振舞ったという場面が出てくるのです。また聖書の中でもワインはキリストの血という表記が出てきて、宗教的なものとの結びつきも分かるのです。特にヨーロッパでは硬水であったために飲み水に苦労していて、そこで生まれたワインというのは、まさに命の水のようなもので重宝されていたのです。そして今現在、世界中に広がっていって、日本でも土地のぶどうから国内産の品が作られるようになり、これからますますの発展が期待できるのです。

初心者におすすめのワイン

では初心者にとっておすすめのワインとは何かというと、やはり一般的なもん、スタンダードからがよく、初心者に向いているのは赤なら「ライトボディ」か「ミディアムボディ」となっています。ボディとは味わいのことですので、まずは平均値を選んでみるのがいいのです。次に白の場合ですが、こちらは赤に比べて辛口ですので、自分の味覚に合わせることが重要になってきます。これも平均的なものを選べば失敗がなく、基本となってくれるはずです。最後にロゼですが、こちらは赤と白のいいところを両方併せ持ったものなので、基本的にはどれを選んでも問題はありませんが、やはり最初なら工場生産ではなく、人の手で作られたものを選ぶのがいいかと思われます。