ドジョウ釣りとは
ドジョウ釣りは田圃の用水路などの淡水の川や沼地、池などに生息している魚です。この魚を釣るのがドジョウ釣りであり、初心者の人でも楽しみながら釣りが出来るのでおすすめです。また、ドジョウ釣りをしてドジョウを食べたい場合は、泥を吐かせるために数日間綺麗な水の中で泳がせておくことでドジョウが必須となる柳川鍋などの料理を味わう事が出来ますし、天ぷらなどで食べるなど泥臭く無いドジョウを食べる事が出来ます。因みに、ドジョウは釣るよりも網ですくった方が早いのではないかと考える人もいるのですが、ドジョウ釣りは単にドジョウを捕獲するというよりもドジョウ釣りと言う釣りを楽しむものであり、小さな子供なども楽しむ事が出来るのでおすすめなのです。
ドジョウ釣りを始める初心者の基本
ドジョウ釣りの初心者の人は、まずドジョウがどのような場所に生息しているのかと言った基本的な知識を持つ事が大切です。ドジョウは用水路などの川幅が狭い場所から、池や沼地、そして川などに生息しており、投網などを利用すると他の魚に混ざって網の中に入ります。また、ドジョウは川底が泥などの柔らかい場所に生息しており、川底が砂利などになっている場所は生息数は少ないと言われています。そのため、川を覗いた時に川底に砂利ではなく泥が在るような場所に生息しており、川の中でも端の方の比較的流れが緩やかな場所に生息している魚なのです。そのため、このような場所に餌をつけた針を落としてあげる事でドジョウ釣りが出来ると言う事なのです。
ドジョウ釣りの初心者が始める前に必要な基礎知識
ドジョウは音に対して敏感な魚であり、大きな音を立ててしまうと驚いて泥の中に潜り込んでしまい、ドジョウが居ても釣ることが出来ません。初心者の人の場合は、釣り場ではなるべく静かに行動をすることが大切であり、小さな子供などと一緒にドジョウ釣りを行う場合などは、釣り場で走り回ったりしないように注意をしなければなりません。また、ドジョウは川などの場所での釣りとなりますので、雨が多く降った後などの増水時には泥の中に潜り込んでしまうので釣りをすることが出来ませんので、水量などに応じて釣りが出来るか否かの判断をすることも基本的な知識として持っておくと良いのです。尚、大きな石などが川底に在る場所などではドジョウの隠れ場所となるので、このようなポイントを狙うのもおすすめです。
ドジョウ釣りを始める際に必要なもの
ドジョウ釣りを行うために必要な道具は、川魚の釣りで利用するような道具が在れば十分です。川魚と言っても、川幅が比較的狭い場所で行う釣りとなりますので、3メートル前後の短めの竿が便利です。また、振出し式の竿の場合は、竿の持ち手についているキャップを外す事で竿先だけを取り出すことが出来ます。田圃の用水路などで初心者の人が釣りをする場合は、竿先部分に0.6号から1号ほどの道糸を結わきつけ、先端にはタナゴ、モロコ(川魚のモロコ)などを釣る時に利用する小さな針をつけてあげて、餌はミミズなどを利用すれば簡単に釣ることが出来ます。また、仕掛けをポイントに正確に落とすなどの目的で、ガン玉や板オモリなどを利用して仕掛けを安定させてあげる事で正確な位置に落とせます。
ドジョウ釣りの初心者が簡単に始める方法・手順
3本~4本繋ぎになっている竿の先端部分だけを利用しても良いですし、3メートル前後の川釣り用の竿(例えばヘラブナ釣りの竿など)を利用し、道糸、針、オモリをつけるだけの簡単な仕掛けをつければよく、初心者の人でも簡単に仕掛けを作ることが出来ます。但し、針がとても小さくなりますので、餌をつけるテクニックは必要ですが、ミミズ以外にも餌のサイズが小さな赤虫、チューブ式の練り餌などを利用しても釣ることが出来ます。そのため、ミミズをつけるのが上手に出来ないと言う場合などでは、他の餌を利用しても釣ることが出来るのです。尚、特別な道具の必要性が無いと言うメリットが有るのがドジョウ釣りの魅力でもあり、初心者でも容易に出来るなどの理由からもおすすめできる釣りと言えます。
ドジョウ釣りの初心者が上達するためのコツ
ドジョウ釣りのスキルを高めるコツと言うのは、ドジョウの生息するポイントを掴むと言う事です。川底が泥になっている場所にドジョウが生息しており、砂利などの場合は大きな岩が川底にゴロゴロとしているような場所は隠れ場所になるのでポイントとなります。また、川の真ん中は流れが速く、どちらかと言うと川の両側部分や草などが生い茂っていて、隠れるような場所に生息しており、川を見た時にどこに生息しているのかを解るようにするのが上達のコツと言えます。尚、ドジョウ釣りで釣り上げたドジョウは、海釣りなどでの餌としても利用する事が可能になりますので、ドジョウ釣りと海釣りの両方を楽しめると言うメリットも有ります。因みに、ドジョウは大型のアジ、メバルやカサゴなどの餌になるのです。
ドジョウ釣りに初めて挑戦する人へのアドバイス
初めてドジョウ釣りをする人は、ドジョウがどのような場所に生息しているのか解らないものですが、ドジョウは泥臭いと言われており、この泥臭さからもドジョウの生息地は泥のある川底と言う事が解ります。また、川底に大きな石が在る場所などでは、石の隙間や下などに隠れているのが特徴で、このようなポイントにそっと仕掛けを下してあげる事でドジョウが餌を求めて食らいつくと言う形で釣りを楽しめるのです。尚、ドジョウは川の流れが比較的緩やかな場所を好む事や、水量が多くなることで川の水の流れが速くなるので、天候を考えて釣りを楽しむ事が必要となります。また、基本的な事をマスターすれば子供でも簡単に釣れるので親子でのドジョウ釣りなどもおすすめです
ドジョウ釣りの初心者のまとめ
ドジョウ釣りの基本は、ドジョウの生息地をしっかりと理解する事であり、基本をマスターする事で誰もが簡単にドジョウ釣りを楽しめます。仕掛や道具についても特別なものは不要で、川釣りなどをしている人などの場合は、その道具をそのまま利用出来ますし、タナゴなどの小型の川魚を釣る時の仕掛けを利用する事でドジョウ釣りを楽しめます。釣り場所にもよりますが、畑の横にあるような用水路などは格好のドジョウの住かになっている事も多いのです。尚、ドジョウは臆病な魚であることからも、人の足音などに敏感です。そのため、釣り場所では大声を出さない事、走り回らない事、そして静かに歩くなどが必要であり、基本的なルールを守ることで誰もが楽しくドジョウ釣りが出来るのです。
ドジョウ釣りの歴史
ドジョウは柳川鍋で利用される食材であり、古くから柳川鍋は食べられていたと言います。但し、柳川鍋で利用するドジョウはドジョウ釣りで行うものではなく、投網などを利用して捕獲を行うものを食材として利用していると言います。因みに、ドジョウの鍋料理と言うのは1804年に浅草駒形に在るお店がドジョウを開かず、丸ごとの状態で鍋料理を作り出したのが始まりだと言います。また、この時代から数年後にはドジョウを背開きにしたものと、ゴボウを使って臭みを消した鍋が誕生したと言われています。ドジョウ釣りは初心者の人でも比較的簡単に釣りが出来るのでおすすめですが、釣り上げたドジョウは泥臭さがあるので、数時間真水の中で生かして泥を吐かせる必要が有ると言います。
初心者におすすめのドジョウ釣り
ドジョウ釣りは特別な道具が必要にならないなどの特徴が有り、初心者の人でも高価な釣り具を買い揃える必要が無いなどのメリットを持ちます。川釣りなどを楽しむ人であれば、川釣りの道具があればそのまま利用出来ますし、餌などもミミズを掘っておけばいつでも釣りが出来るなどのメリットも持ちます。また、ドジョウは魚釣りの餌になると言われており、釣り上げたドジョウを生かしておくことで海での釣りを楽しめるなどのメリットもあるのです。海釣りなどでの生餌というのは、他の餌と比べて釣果を望めるため、ドジョウ釣りをしてドジョウを沢山用意しておけば、海釣りでの餌代を節約できると言ったメリットも有りますし、ドジョウは海水でもそれほど弱らずに生きているため、餌もちが良いと言うメリットも有ります。