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初心者でも滑れるスキー場探しに必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

スキー場とは

 スキー場は北国にしかないと思われていますが、実は北海道~長野などだけでなく、四国や九州にもあります。規模などを気にしなければ、全国どこでもスキーを滑ることができるのです。近年、スキー人口の減少により閉鎖が相次いでいます。しかし、バブル期のスキーブームではまった世代が親になり、子供を連れてスキーに行くようになったため、最近はファミリー層を意識した施設やサービスを次々打ち出しています。レストランはもちろん、トイレなどの施設もきれいに改装されているところも多いです。また、滑らなくても雪上車に乗れたり、スノーシューを履いてトレッキングができるところもあります。樹氷を見ることができる蔵王など、スキー場はただスキーを滑るだけの場所ではないのです。

スキー場探しを始める初心者の基本

 スキー場はスキー専用のところ(スノーボード滑走禁止)と、スキーとスノーボードの両方が滑れるところがあります。スキー専用スキー場は少ないのですが、初心者にはおすすめです。スキーとスノーボードは滑るターンも滑る人の視界も違います。また、スノーボードは1度外すと座ってつけなおさなければならないため、ゲレンデで座っている人たちもたくさんいます。できるだけ障害が少ない方が滑りやすいでしょう。 まずホームページなどでゲレンデマップを確認してみてください。ほとんどが初心者、中級者、上級者のコースを色分けして掲示しています。初心者、中級者向けが充実しているスキー場がおすすめです。ただし大きなスキー場はコース数が多いので、基本的にどんなレベルの人でも対応しています。

スキー場探しの初心者が始める前に必要な基礎知識

 スキーを滑るためにはリフト券が必要です。ほとんどが午前券、午後券(あるいは半日券)、1日券、1.5日券など滑る時間に応じてリフト券があります。また、すぐに滑るのが嫌になるかも、と心配なら1回券などもありますので、まずそちらで試してみるのもおすすめ。リフト券はたいてい大きいスキー場ほど高額になります。 また交通も重要です。ガーラ湯沢など新幹線の駅直結のスキー場は別として、基本的に山にありますので交通の便が悪い事が多いです。新幹線・電車を利用する場合はそこからの交通手段を必ず確認します。深夜バス利用の場合は早朝に現地につきますが、オープンするまで滞在する場所があるかを確認しましょう。車の場合は駐車場が離れていることもありますので注意が必要です。

スキー場探しを始める際に必要なもの

 スキーへ行きたいと思ったら、まずしなければいけないのは天候と現地の積雪量を確認することです。いくらスキーが滑りたいといっても、雪が降っていなければスキーはできないのです(ただし、人工雪のスキー場は別です)。また、逆に雪が多すぎて真冬には滑れないスキー場もあります。ですので、まずはそのスキー場が現在滑走できる状態であるかを確認しましょう。一番簡単なのはネットですが、滑走状況や積雪量が乗っている地方新聞やスポーツ新聞もあります。もちろん、スキー場に電話で確認すれば教えてくれます。ちなみに、最近のスキー場はレンタルが大変充実してるので、ほとんどの道具が準備する必要がありません。スキーウェアの下に着るインナーは必要ですが、ゴーグルやグローブもレンタルされているところが多いです。

スキー場探しの初心者が簡単に始める方法・手順

最近はインターネットにスキー場情報の総合サイトがいくつか開設されています。条件を入力すればそれにあったスキー場を検索してくれます。こういったサイトには一般の人の評価が書き込めて評価をつけられることが多いのですが、そういったところに書き込む人はスキーに慣れている人が書き込んでいる場合も多いので注意して読み込みましょう。初心者以外に、子供づれの人の意見は初心者と重なる部分があるので参考になると思います。また、選ぶのが面倒な人は旅行会社のツアーに申し込むのが一番です。基本的に有名なスキー場はたいていツアーに組み込まれています。一番いいのは、周囲でスキーが好きな人に相談することだと思います。スキーが好きな人は、他の人にもスキーが好きになってほしいと思ってい人も多いので、親切に教えてくれるはずです。

スキー場探しの初心者が上達するためのコツ

コースガイドをチェックする時、初心者コースかどうかを確認するほかに、もうひとつポイントがあります。それはコースの横幅です。これは意外と重要で、コースが広いと他の人をよけやすくなります。スキー場はその場所によって地形、コース、雪質、寒さ、施設、街の雰囲気が千差万別です。コースや施設はある程度ネットなどを確認すればわかるかもしれませんが、それ以外は実際に行って感じてみないことにはわかりません。たとえば寒さでも湿度がある寒さと湿度がない寒さは感じ方が違い、それが快・不快に影響します。雪質が変わると、自分でもびっくりするほど上手に滑れることもあります。まずは自宅から手頃な距離のスキー場に行ってみることです。そこと比較して今度は違う所へ行ってみてください。そしてお気にいりのスキー場を見つけてください。

スキー場探しに初めて挑戦する人へのアドバイス

スキー場を探す時、おすすめなのは温泉地であったり、ホテルの施設が充実しているところです。スキーやスノボは基本的に雪が降っていて寒い時、寒い場所でするものです。吹雪になる日もあります。またスキーもスノボもただ滑っているだけに思われるかもしれませんが、結構疲れるものです。天候や体調によって途中でやめたいと思っても、スキー以外の楽しみがない場所だと、宿の部屋にこもるだけになってしまいます。ですが温泉などの他の娯楽があれば、最悪スキーがダメでも楽しい時間を過ごすことができます。同じように宿やゲレンデのご飯が美味しいことも重要なポイントです。ご飯を食べる時間惜しんで体力の限り滑り宿に帰って寝るだけ、という楽しみ方は、スキーに慣れたら是非どうぞ。

スキー場探しの初心者のまとめ

 スキー場を選ぶ時はネットの総合情報サイトで情報収集するのが一番簡単です。その時にはゲレンデガイドを見て初心者・中級者コースが充実しているところで、なおかつ横幅が広ければベストです。スノーボーダーが怖ければスキー専用のスキー場を選びましょう。また、温泉などアフタースキーが充実している所なら、スキーができなくなった、つらくなった時でも充実した時間を過ごせます。基本的には山にありますので、アクセス方法は必ず確認しましょう。自分で選べない、お金を節約したい場合はツアーに参加するのが一番簡単です。実際行くと決めたら、必ず積雪量をチェックしましょう。オープン予定日を過ぎていても雪不足でコースが一部閉鎖していたり、オープン出来ないこともありますので注意が必要です。

スキー場の歴史

日本にスキーが伝来したのは新潟・高田へ1911年(1908年札幌という説もあり)。その次の年には長野などにも広がり早くも各地でスキークラブが創設されました。この頃はまだ山を切り開いた簡単なスキー場だったようですが、1920年代には長野などで大規模な開発が行われるようになります。また同時にスキーのジャンプ台も各地に作られるようになりました。戦争が終わり1947年になると志賀や札幌に日本初のリフトが進駐軍により設置されました。その数年後、1950年代になると人工芝を利用した人工スキー場も各地で作られるようになりました。1993年には史上最大の屋内スキー場であるザウスが完成し、約10年間営業されていました。

初心者におすすめのスキー場

交通の便がいいのはなんといっても「ガーラ湯沢」です。新幹線の駅を降りたらゲレンデですので、サンダルでも大丈夫です。スキー専用では「NASPAスキーガーデン」「熊の湯スキー場」「蔵王猿倉」「かたしな高原」「ブランシュたかやま」などがあります。温泉が楽しめるのは温泉地としても有名な「野沢温泉」「草津国際」などはおすすめです。巨大ショッピングモール併設の「軽井沢プリンスホテル」もアフタースキーに困りません。「白馬コルチナ国際」「苗場」などはホテルの目の前がゲレンデなので、スキーを持って歩かなくてもすみ、とても便利です。「伊那スキーリゾート」「駒ヶ根高原」など晴天率が高いところも快適にスキーができるでしょう。