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ミニ四駆の組み立て方の初心者に必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

ミニ四駆の組み立て方とは

ミニ四駆はプラモデルとラジコンが合体したようなおもちゃで、箱の中にはプラスチックやゴムの部品と電装部品とが入っています。組み立ては素手で部品を切り離して作っていけるほど簡単です。しかし、見栄えが良く性能の高い車両として組み上げるには、ニッパーやピンセット等の工具を使って精巧な作業をする必要があります。組み立て方によって仕上りは大きく違い、改造によって車体の能力は全く異なる物となるでしょう。一見、単純なプラモデルに見えて、上手く作るには技術が必要であり、作り込む事が走行性能に反映される奥深い趣味の1つと言えます。組み立て方の基本や基礎を学ぶ事は、どのような車体に仕上げるにも必要なものですから、組み立てる前に知っておけば、実際の組み立てに生かすことができるでしょう。

ミニ四駆を始める初心者の基本

ミニ四駆を初めて扱う方が心得ておくべき事は、ミニ四駆は簡単に作れて奥が深いホビーであるという事です。見た目は小さく可愛い車両ですが、自転車並の速度で走行し、障害物に当たっても方向転換して、転倒するまで走行し続ける能力があります。組み立てや改造の技術を磨けば、時速30km近い走行も可能です。走行性能の高さはミニ四駆の魅力である反面、危険性でもありますので、事前に認識しておく必要があるでしょう。安全に楽しくミニ四駆で遊ぶには、時と場所を選んで走行させなければいけません。正しい組み立て方で作り、適切な走行場所を選んで走らせれば、ミニ四駆は作り手次第で大きく性能が異なる奥深い趣味として楽しみ続ける事ができます。

ミニ四駆の初心者が始める前に必要な基礎知識

ミニ四駆の組み立て方は、清潔と慎重とを心掛けて行いましょう。まず、組み立て作業前は部屋を掃除して、手も洗って清潔にしておくのがおすすめです。部屋が汚い状態で組み立てをすると、作業中にチリやホコリがパーツに付着してしまう事があります。特に、ギアボックスやシャフト等のグリスを用いる部分に混入すると、走行中のマシントラブルを起こしたり走行性能の低下に繋がったりしますので、注意が必要です。手が汚れたまま作業をすると、手の汚れが車体に付着して見栄えが悪くなってしまいます。また、組み立て中に手を滑らせてしまう恐れもあります。パーツが破損や変形を起こすと元に戻せませんから、気を付けなければいけません。部品の中には鋭く尖った部分もありますので、手に持つ部品を保持しやすいように、組み立て方へ気を配りましょう。

ミニ四駆を始める際に必要なもの

ミニ四駆を始める際、まず必要なのが電池です。これが無いとミニ四駆は動きません。種類は何でも構いませんが、物によってミニ四駆の速度や持久力が変わります。初心者で組み立て方がわからない段階であれば、どの種類を選んでも構いません。ただし、信頼性の高い電池の中から選択するのが適切です。あまり安価過ぎる電池では使用中の液漏れリスクが高いので、避けておきましょう。また、ミニ四駆を走行させるには、走らせる場所を確保しなければいけません。オフロードタイプなら野外で走らせる事もできますが、オンロードタイプであればコースを用意するべきです。コースは段ボール等で自作する事もできますが、市販品であればシンプルなコースが1万円以内で購入できます。コースは店舗で設置されている事もありますので、調べておくと良いでしょう。

ミニ四駆の初心者が簡単に始める方法・手順

ミニ四駆の初心者が簡単に始め易いおすすめの方法は、まず、オンロードレース向けのモデルを選んで作ってみる事です。具体的にはレーシングカーのルックスで、タイヤは凹凸の無いスリックタイヤの仕様が良いでしょう。ミニ四駆の種類は豊富にありますが、オンロードレース向けのモデルは長年製造されてきた基本的なモデルですので、これで作り方を覚えれば他のモデルにも応用しやすくなります。また、簡単に作業を行えるように、ニッパー、ピンセット、ドライバー、カッターの4つは最低限の工具として事前に揃えておきましょう。組み立て方自体は簡単で、道具が無くても作る事自体はできますが、満足の行く状態へ仕上げるには工具の利用は必要不可欠です。道具の適切な使用は怪我の予防にも繋がりますので、安全な組み立てをする上でも重要になります。

ミニ四駆の初心者が上達するためのコツ

ミニ四駆の初心者が組み立て技術を上達するには、組み立てのコツを掴むのが大切です。まず、作業の流れは事前に把握しておきます。単純な組み立てだけでなく、慣らし運転のタイミングや方法も調べておきましょう。また、部品は慎重に取り扱います。ランナーやゲートからの切り離しにはニッパーを用いてバリを生じさせず、適宜カッターやヤスリで削れば滑らかな部品にできるでしょう。切り離した部品はトレー等に分割しておけば紛失を防げます。その他、部品の扱い方に気を配ります。電池に触れる金具は素手で触らずピンセットでセットして指紋をつけないように気を付け、性能を維持します。グリスも、つまようじの先に少量つけて薄く延ばし、定期的にグリスの減り具合をチェックしましょう。適量とベストな状態とを把握しやすいものです。

ミニ四駆に初めて挑戦する人へのアドバイス

ミニ四駆は本体の種類も改造用パーツも豊富で、いざ始めるとなると躊躇いがちなものです。しかし、基本的な仕組みはどれも同じで、組み立て方もほぼ共通しています。組み立て方の基礎と基本を把握しておけば、どれを選んでも組み立てに難しい事は何もありません。必ずしもミニ四駆全ての車体のパーツに精通する必要はありませんから、気軽に選ぶと良いでしょう。多くの方は、自分の好みの範囲内で選んで上手に作っているものです。ただし、精巧に組み上げるには、意外と技術と根気が必要な一面がある事を覚えておくと良いでしょう。これは、始める前は敷居の高さに感じるかもしれませんが、作り始めて初心者となれば、やればやるほど良いマシンに仕上がるという遣り甲斐や、見た目や性能を追求できる奥深さといった、楽しみの裏返しと気づくはずです。

ミニ四駆の初心者のまとめ

ミニ四駆の初心者は、まずは1つのミニ四駆を組み立ててみると良いでしょう。基礎と基本を把握して、必要な工具を身に付けておけば、初心者でも十分良い車体へ仕上げる事ができます。ミニ四駆の基本構造は全てのモデルで共通していますから、1つ完成させれば他のモデルにも対応できるものです。誰でも簡単に作れる物ですが、組み立て方次第で仕上りや大きく違い、走行の速度や安定性も変わってくる奥深さがあります。時と場所を選んで走行させれば安全で、走りを見ながら調整したり、改造したりを繰り返して走行性能を追求していけるでしょう。技術向上の成果はその場で確認できますので、研究のやり甲斐もあります。大人でも趣味としておすすめできるクオリティがある物です。

ミニ四駆の歴史

ミニ四駆は、1982年に世界有数のプラモデルメーカーであるタミヤが発売を始めたプラモデルです。以来、ミニ四駆を題材にした漫画やアニメにより人気に火が付いて2度のブームを起こして1億台以上が販売され、日本で最も多く売れた自動車プラモデルへ成長しました。現在は3度のブームが起きていて、新しく始めた方や、かつて楽しんでいた方が復帰する等、ユーザー数が増加しています。毎年「ジャパンカップ」の名で全国大会も開催されていて、参加者が日本各地から集まって速度や見栄えを競い合っています。近年は海外における人気の高まりから「ワールドカップ」と冠した国際レースも開催されていて、国内外からの参加者が多く参加するイベントとして人気があります。

初心者におすすめのミニ四駆

ミニ四駆選びは基本的に、見た目で気に入ったものを選ぶと良いでしょう。ただし、種類によっては別途部品を買い足して組み立てる物もあります。店頭で購入する際は、店員の方に初めて作る事を話して、アドバイスを受けると良いでしょう。最近、ミニ四駆を知って初めたいと思っている方であれば、「ミニ四駆PRO」シリーズを選ぶと良いでしょう。現在のミニ四駆人気を牽引する人気モデルであり、改造用のパーツも豊富ですので、これからミニ四駆を楽しみたい方におすすめです。また、昔からミニ四駆が気になっていて、最近始めようと考えた方は「レーサーミニ四駆」や「フルカウルミニ四駆」のシリーズがおすすめです。ミニ四駆漫画やアニメに登場していたモデルが豊富に揃っていますから、馴染みのあるモデルを選びやすいでしょう。