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登山初心者に必要な基本・基礎知識が学べる初心者向けおすすめ入門講座教室

登山とは

山には神が宿ると言われており、山は信仰の場と言われていました。現在では、登山は一つのスポーツとして捉えられるようになり、目標となる場所に到達し、そして下山を行うと言うのが登山の在り方であり、昔の登山とは目的そのものが異なるのが特徴と言えます。現代の登山と言うのは趣味の一環として行う人が多いのが特徴で、山に登る事で得られることは頂上を目指した場合の達成感、山を歩くことで高山植物を見る事が出来たり、遠方や下界などの景色を楽しむ事が出来る事、宿泊を伴う山行の場合は満天の星空を満喫出来たり、流れ星を見る事が出来る事、状況などに応じて雲海という自然が作り出す芸術作品を見る事が出来るなど、下界では味わえない様々な楽しみが在るのが特徴です。

登山を始める初心者の基本

これから登山を始めたいと言う初心者は、山についての基本的な知識を持つ事が大切です。一般的に山歩きを行う道のことを登山道と言いますが、このような道は基本的には整備が行われており、安心して山歩きが出来るようになっています。しかし、頂上近くになると岩場などのエリアになり、そこには道というものはなく、岩にペンキでマークが付いていて、頂上への道しるべ、危険な場所などでは鎖を伝わりながら登る必要が有る場所も有ります。また、山歩きをする上で必要な事は計画と計画を立てるための地図の読解力となります。登山に使う地図の中には参考タイムが記載されているものもあり、計画を立てる時など時間を計測して無理の無い計画を立てる事が出来る知識が必要となります。

登山の初心者が始める前に必要な基礎知識

初心者に必要な基礎知識としては、地図を見て目的地までのルートの確認が出来ると言う事が挙げられます。但し、初めての人は単独で山歩きをするのは危険であり、おすすめ出来ません。必ず経験を持つ人と一緒に行く事が必要であり、おすすめとなります。しかしながら、経験を持つ人と一緒に行くと言っても、地図を正確に読めるようにしておくことは大切なことですし、地図を読めるようになる事で目的地までの距離や時間などの予測を行う事が出来ますし、山歩きが楽しくなります。尚、初心者の人がいきなり3000メートル級の山に行く事は少ないかと思われますが、3000メートルを超える事で高山病が起きる可能性が在ると言う知識も基本として覚えておく音が大切です。

登山を始める際に必要なもの

登山を始める上で必要な道具と言うのは、靴やリュックサック、雨具などになりますが、雨具は傘も在ると便利ではあるのですが、山歩きをしている中ではレインウェアがおすすめです。傘をさすことで、片手が使えませんがインウェアは両手を使えるため、転倒した時でも身体を支えられるなどメリットが有ります。尚、山は急に天気が変わるためレインウェアはリュックサックの外側に取り付けておくのがおすすめです。歩く事で汗をかきますので、タオルは必須で、登山者の多くはタオルを首にかけたり直ぐに使えるようにしています。また、着替えも用意をしておく事や山は朝晩冷え込むため、夏山登山と言っても長袖を用意しておきます。登山は紫外線対策が必要になりますが、日焼け対策として日焼け止め、日射病対策として防止は必要になります。

登山の初心者が簡単に始める方法・手順

登山の基本は自分の足で山を歩くと言う事になります。そのため、山の基本をマスターする事だけではなく、自分の力で容易に目的を達成出来る山を選ぶ事です。山を選ぶ場合は、なるべく人が多く入る山、そして低山と呼ばれる標高1000~2000メートル前後のところから始めるのがおすすめです。また、登山は山の中腹などからスタートとなるケースが多くあり、その場所まではバスなどを利用して出かける事になりますので、当然帰りも同じルートを戻る場合は同じ場所からバスに乗ることになります。それ故、バスの時間なども調べておくことがポイントとなります。尚、スタートした後はなるべくゆっくりと1歩1歩を正確に歩く事を心掛ける事が大切であり、先頭を行く経験者の後を付いていくことが大切です。

登山の初心者が上達するためのコツ

登山は何度かの山歩きを行う事で自分の歩くペースを掴めるようになり、目的地へのルートなども色々なルートを選べるようになります。登山道には、比較的容易に歩ける初心者コース、一日の歩行時間が長めとなる中級者、キレットなどの特殊な場所がコースに含まれる上級者コースなど、難易度が在るのが特徴で、初心者の内は比較的容易なコースを何度か経験を積む事が上達のコツと言えます。因みに、登山には戻る勇気を持つ事が大切だと言います。戻る勇気と言うのは、様々なシーンで起こりえる事であり、悪天候になってしまい、この先を進めば危険を伴う場合、高山病になってしまい、下山をしなければならない時など下山(戻る)と言う勇気を持てるようになる事で上達するとも言えるのです。

登山に初めて挑戦する人へのアドバイス

登山は自然を相手にするスポーツであり、自然の中での人間の存在はとても小さなものとなります。また、自然はルールを守って行動をしなければ時には牙をむいて人間に襲い掛かるものでもあり、山はとても危険な場所とも言えます。しかしながら、ルールさえ守って行動をすることで頂上に到達した時には達成感を感じさせてくれますし、山は高山植物お宝庫でもあり、下界ではお目にかかれないような色とりどりの草花が待っていてくれるのです。また、自然が作り出す芸術作品とも言える雲海を見る事が出来たり、街中では街灯などの灯りに邪魔されて見えない満天の星空を鑑賞する事が出来るなどのメリットが有るのです。今まで一度も山に登ったことが無い人は、一度経験者に連れて行って貰う事をおすすめします。

登山の初心者のまとめ

山は知識を持ち行動をしないと命を落とす危険が在る場所です。そのため、初心者の人は必ず経験を持つ人と同行して貰い、山歩きを楽しむ事が大切です。山には幾つかのルートが用意されており、初心者の人は1日の工程が比較的短いルートを選ぶ事が大切で、山小屋などに宿泊する場合などでは、遅くても午後2時頃までには着くような計画を立てる事が大切です。また、がむしゃらに歩くのではなくゆっくりと自分のペースを守って歩くことが大切で、経験者などと同行をした場合は、初心者の人の歩くペースに併せて先導をしてくれますし、数名で歩く場合には経験者が前後についているので初心者の人でも安心です。この場合も経験を持つ人は初心者の人の歩くペースを考えて歩いてくれます。

登山の歴史

古くから山と言うのは神が宿ると言われており、信仰深い人々は様々な祈願などを目的として山に入り天空の地とも言われる山の頂きを目指す登山を行っていたと言います。この登山は現代のものとは目的は異なるものの、目標を達成すると言う目的においては共通点が在ります。また自分の脚を使って山を登などの共通点を持ちます。現代においての登山は信仰などの目的は無いにしても、山頂には屋代などが祀られており、信仰などの意味合いもあるのが特徴で、屋代などと一緒に記念撮影をする登山者も多くいます。尚、山歩きをする時に利用する道の事を登山道と呼びますが、昔は現代のように整備が行き届いて無いことなどからも、登山は過酷であることからも、修行の場としての役割が在りました。

初心者におすすめの登山

初心者におすすめの山と言うのは、標高が比較的低い山がおすすめです。標高が高くなる事で1日の工程が長くなってしまったり、3000メートルを超える事で高山病などのリスクを生じるなどの理由からも、1000メートルから2000メートルの比較的低い山をおすすめします。尚、日本国内には多数の山が有りますが、初心者の人におすすめしたいのは、比較的人が多く入る山です。この様な山の場合は、登山道などがきちんと整備されており、歩き易さなども有りますし、人が多い事からも安心感も得られます。また、山へのアクセスとしてバスを利用するケースが多くなりますが、人が多く入る山などの場合は多数の路線バスの便が用意されているなどの理由からもおすすめの登山と言えるのです。